イスラエルを訪問中のアメリカのライス国務長官は6日、「アメリカは、パレスチナとイスラエル双方が直接対話を通じて和平協定を結ぶことを期待している」と述べました。
イスラエルのシャロン首相、カツァブ大統領及びシャローム外相が6日、ライス国務長官とそれぞれ会見しましたが、ライス国務長官はその際、「パレスチナとイスラエル双方が直接対話を通じて和平協定を結ぶことは非常に重要なことである」と述べ、決められたタイムテーブルに基づき、一方的行動計画を規定時期内に実施すると共に、エルサレムの現状を維持するようイスラエルに呼びかけました。
これに対しイスラエル側は、パレスチナ武装組織によるテロ襲撃はパレスチナとイスラエル間の和平プロセスを破壊する可能性があると指摘しました。
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