韓国国防省が4日発表した「2004年国防白書」はこれまでの朝鮮を「主な敵」と見なしていた内容を正式に削除しました。これについて韓国国防省は当日、「朝鮮を主な敵と見なす内容を削除したのは、南北関係の特殊性を考慮したからである」と強調しました。
韓国政府の高官はこれについて「これは朝鮮半島の平和と安定を促し、南北間の和解と協力を促進するためだ」としています。
韓国国防省は毎年「国防白書」を発表し、朝鮮半島及びその周辺の軍事情勢を評価しており、これまでの白書は、朝鮮を主な敵と見なしていたものです。