中国外務省の孔泉スポークスマンは1日北京での記者会見で、「EUの対中国兵器売却禁止令解除に対するアメリカの反対にはまったく道理がない」と指摘しました。
報道によりますと、このほど、EU・欧州連合が対中国兵器売却禁止令の解除問題でいくらか進展が見せているとき、アメリカ政府の高官は、もし、EUが対中国兵器売却禁止令を解除するなら、アメリカはUEに対し"強い反応を示す"と表明し,ひいては米欧間の軍事科学技術交流を中止し、米欧間の国防産業の一層の協力を阻止すると公言しましたが、孔泉スポークスマンはこれについて、「UEの対中国兵器禁止令は冷戦時代の産物で、政治的差別視を意味するものだと中国はこれまではっきり表明し、これは中国とEUとのこれからの関係発展で解決すべき障害であり、撤去すべき不利な要素だと指摘してきた。この問題の解決は第三者の利益に影響したり損害を与えたりすることは少しもないことから、アメリカを含む第三者がこの問題で横暴に妨害を加えたりせず、潮流に従うよう中国側は希望する」と述べました。
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