中国外務省の孔泉スポークスマンは1日北京での記者会見で、「中国はダルフール問題ではスーダン政府に圧力をかけないよう国際社会に希望する」と述べました。
報道によりますと、国連は1月31日、安保理に提出するスーダン問題に関するアナン事務総長の報告を公布し、アナン事務総長はこの報告で、スーダンに平和維持派遣団を派遣するよう提案していますが、これについて孔泉スポークスマンは、「中国はダルフール問題に一貫して注目しており、スーダン政府が国際社会の援助の下に、ダルフール地区での人道的危機をいち早く緩和するよう促してきた。いま、スーダンの和平プロセスには一部現象が見られたが、中国側は、ダルフール問題の解決には国際社会とスーダン政府との共同の努力が必要だと主張する」と述べました。
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