国際社会は30日それぞれ当日行われたイラク国民議会選挙について談話を発表し、今回の選挙は重要な意義があるとしています。
国連のアナン事務総長は、「選挙はイラクが民主化に向かって歩み出した第一歩だ。全世界は、イラク人が投票で国の未来を決めることを励ます必要がある」と述べました。
湾岸アラブ諸国のマスコミは、「今回選挙はイラクの政冶再建プロセスに重要な意義があり、イラクが民主的かつ自由な国家の建設を目指して歩む重要な一歩である。一方、現在のイラクの治安情勢はまだ楽観視できない」と見ています。
アメリカのブッシュ大統領は30日、当日行われたイラク国民議会選挙は成功したと表明しました。イギリスのブレア首相も、「今回選挙の高い投票率はテロリズムへの痛烈な打撃となっている」としています。
NATOのデホープスヘッフェル事務総長は同日、「NATOは今後数ヶ月間イラクにこの面の協力を提供する」との考えを示しました。(01/31)
|