中国のアメリカ駐在大使館とオランダ在住の華僑がこのほどそれぞれ懇談会を開き、中国の指導者江沢民氏の「祖国統一大事業の完成を促進するため引き続き奮闘しょう」という談話発表10周年を記念しました。
28日、全米とワシントンの中国平和統一促進会の責任者やワシントン地区華僑界のリーダー、留学生代表ら60人がワシントンでの懇談会に参加しました。中国の楊潔箎アメリカ駐在大使が席上で挨拶し、「台湾問題を妥当に処理することは、中米関係の安定した発展を確保する鍵である。中国はアメリカが承諾を履行し、台湾独立分裂勢力に如何なる誤ったシグナルをも出さないよう希望する」と表明しました。
参会者もそれぞれ発言し、中国統一の早期実現のため「台湾独立」の言論を止め、両岸の対話と交渉を一日も早く回復するよう台湾当局に呼びかけました。
27日オランダ在住華僑総会やオランダ中国平和統一促進会などの組織の華僑界のリーダーや代表もオランダのアムステルダムで開催された懇談会に参加しました。参会者は、「江沢民氏が『談話』の中で提出した『対台湾8項目の主張』は、両岸関係の発展や祖国の平和統一のプロセスを推進する面で非常に重要な現実的意義を持っている」との見解を示しています。
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