中国全国政治協商会議の賈慶林議長は、28日、北京で、「一つの中国の政策を前提に、海峡両岸交渉の議題は開放的なもので、広い余地がある」と表明しました。
賈慶林議長は、28日北京で開かれた江沢民前国家主席の台湾問題解決に関する談話発表10周年を記念する座談会に出席した際、「台湾当局が一つの中国の原則を具現する『九ニ共通認識』を現時点で明白に承認するならば、両岸の対話と交渉は再開できる可能性がある。また、交渉の場で、両岸の相互敵視の終結、軍事面での相互信頼の確立、台湾地区の国際社会でのしかるべき活動範囲、及び台湾当局の政治的地位などを含むいろいろな問題に触れることができる」と述べました。
賈慶林議長はさらに、「祖国大陸は、多くの民進党メンバーが、極少数の『台湾独立』勢力とは異なっていると一貫して見ており、彼らの適切な身分による大陸訪問を歓迎する。民進党が『台湾独立綱領』を放棄し、『台湾独立』分裂策動を停止するならば、祖国大陸は積極的に対応し、交渉する意向がある」との考えを示しました。(01/28)
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