中国外務省の孔泉スポークスマンは25日北京での定例記者会見で、「イラクでまもなく行われる国民議会選挙はイラクの政治過渡期における大きな出来事である。中国側は、イラクの情勢が早く安定できるようになり、順調に政治と経済の再建を推進できるよう希望している」と述べました。
孔泉スポークスマンは、「中国側は、イラクの国民議会選挙が次の3つの目標を実現すべきであると思っている。これはつまり、第1にイラクの独立、主権、領土保全を擁護できること、第2にイラクの民族和解を促進し、真に広範な代表性や権威性を持つ暫定政府を生み出すこと、第3にイラク国民の根本的な利益の擁護にプラスとなることという3つの目標である。先週イラクの副大統領が訪中し、中国の指導者と会談した。その中で、中国側は、イラクの対中債務を大幅に減免することを積極的に考えると同時に、イラクの再建を援助する用意があると表明した」と述べました。
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