イラク駐在アメリカ軍は20日、今月末に行われるイラクの議会選挙の安全実施を確保するため、イラク北部にあるモスルの反米武装勢力に対し、一連の軍事行動を行いました。
これについてアメリカ軍当局は「当日の軍事行動で反米武装勢力のメンバー5人が死亡した。このほかアメリカ軍は当日イラク安全部隊に協力して、モスルにあるイスラム教寺院を捜査し、大量の武器を押収した。また当日夜、アメリカ軍はモスルの多くの地区で捜査を行い、多くの武器を押収し、9人を逮捕した」と発表しました。
同日、インターネットでは90分にわたるある人物の談話の録音が流されましたが、この人物は「アルカイダ」のナンバー3であるザルカウィと自称した上で、アメリカ軍との長期にわたる闘争に備えるようイラク国民に求めています。
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