第59回国連総会は18日特別会合を開き、インド洋津波被災国に対する人道的援助などの問題について討議しました。会議に参加した代表は津波被災国に長期的な関心を寄せ、全世界、特に発展途上国の自然災害の防止力を向上させる措置を講じるよう国際社会に呼びかけました。
今回の国連総会の議長であるガボンのジャンピン外相は開幕式で挨拶し「国際援助を協調する面で主導的な役割を果たす国連は災害の防止や、救助、警戒の面でその能力を更に向上させるべきだ」と述べました。
アナン国連事務総長は「国際社会は今後、その注目の重点を被災国の回復と再建に置き、再建用資金を確保すべきだ」と強調しました。
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