イラク駐在中国大使館は18日、イラクで8人の中国公民が拉致されたことを確認しました。これは去年の4月からイラクで発生した2回目の中国人拉致事件です。
伝えられたことによりますと、この8人の中国公民は先週ヨルダン経由で中国に帰国する途中行方不明になったものです。中国大使館はこれら人質の救出に全力を上げることを表明し、現在、すでにこの前の中国人人質の救出に援助したイスラム長老会へ外交官を派遣し、関係問題について討議しています。
同日、中国外務省の孔泉スポークスマンは北京で「中国側はこの拉致事件を非常に関心を寄せ、外務省はその救出にあらゆる措置を講じている。中国人民はイラク人民とこれまで一貫して友好的に付き合っており、それに同情を寄せ、支持を与えている。中国政府はイラク問題の処理でイラク人民の根本的な利益の維持を終始一貫重視している。中国政府は中国人人質が無事に解放されることを希望している」と述べました。
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