中国外務省の孔泉スポークスマンは18日北京での記者会見で、「中国は、ベトナムと共に努力し、両国関係を絶えずより高いレベルに引き上げていきたい」と表明しました。
今年は中国とベトナムの国交樹立55周年ですが、孔泉スポークスマンは記者の要求に答え両国関係を評価した際、「国交樹立以来、中国ベトナム両国の関係は長足な発展を見せ、特にここ数年、両国の指導者が確定した"長期の安定をはかり、未来に目を向け、善隣友好関係を結び、全面的に協力していく"という方針の指導の下に、両国関係は全般的には良好に発展している。両国の指導者が密接な往来を維持し、双方が相互の理解と信頼を一層深めたことにより、各分野の互恵の協力は著しい成果を上げ、国境線や国土など歴史が残した問題は今徐々に解決しつつある」と述べました。
孔泉スポークスマンは更に、「両国の友好協力関係をいっそう強固なものにしていくことは、両国と両国人民の根本的利益に符合し、この地区の協力と発展にもプラスとなっている。中国側はベトナムとの善隣友好関係の発展を高度に重視しており、ベトナム側と共に努力し、相互信頼を深め、協力を深化させ、両国関係を絶えずより高いレベルに引き上げていきたい」と強調しました。
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