インド洋津波による被災状況の調査とその後の復興作業に参加するため、中国は17日、インド洋津波被災国に始めての専門家による調査チームを派遣しました。
中国商務省の陳健商務相補佐によりますと、調査チームは主として建築デザイナーからなっており、被災地のインフラ施設の破損状況を調べ、その再建に関する具体的ニーズを把握し、被災国の建設計画制定を手伝い、地元での電力供給や通信の回復、橋梁、道路、埠頭の修復及び学校や病院の早期再建に協力していくとのことです。
関係筋によりますと、中国はインド洋津波被災国に、この種の専門調査チームを合わせて三チームを派遣する予定です。17日に出発したチームはスリランカとモルディブ、その他の二つのチームは近く、インドネシアとタイにそれぞれ向かう予定です。
|