アメリカの新聞『ワシントンポスト』は16日、ブッシュ大統領の談話として、「アメリカ軍はできるだけ早くイラクから撤退する。しかし、その前提として、自分の使命を遂行しなければならない」と報道しました。
ブッシュ大統領はメディアのインタビューに答えた際、「イラク駐留アメリカ軍の使命の一つとして、イラク人のテロリスト取締りの能力を養成することだ」と述べました。しかし、具体的な撤退日程の確定には言及していません。
同日、シリアのシャラ外相はシリア訪問中の国連のカティ・イラク特使と会談した際、「国連はイラクで積極的な役割を果たし、イラク国民が現在の苦境を脱出し、自由で独立した国家を樹立し、かつ自主的に自国の問題を処理するよう援助すべきだ」と述べました。
シャラ外相は、「シリアは、国連がイラクで果たした役割を肯定しており、イラク国民議会選挙を成功させるよう努力していきたい」と述べました。
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