タイに住む華僑や中国系の人たちは、インド洋地震と津波による被害を受けた被災者に慰問の意を表すため、このほど被災国への寄付を集めていますが、希望者が殺到しています。
タイの最大の慈善機関である「華僑報徳善堂」の代表は11日、プーケットで儀式を行い、中国系の人が率いるタイ南部にある14の慈善機関が同時に約900人の地元被災者に義捐金を配りました。
津波が発生して以来、華僑報徳善堂はすでに数十台の救急車などを派遣し、その救助隊員数百人が救援活動や善後処理に当たっており、大量の食品、薬品、衣類などの救済物資も緊急運送した上、今後タイ政府の被災者に提供する住宅建設も支援することにしています。
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