イスラエルのシャロン首相は11日、パレスチナ自治政府議長に当選したアッバス氏に祝賀の電話をしました。
当日の午前、シャロン首相はイスラエルの閣僚会議で、アッバス氏と近いうちに会談することを希望しました。
同日、イスラエルのカツァブ大統領もアッバス氏に電話をし、祝賀の意を表し、イスラエルとパレスチナとの関係を更に緩和させていくことを希望しました。
こうしたイスラエルの態度に対し、パレスチナ自治政府のクレイ首相はヨルダン川西岸の都市ラマラで「予定されているのアッバス氏とシャロン首相との会談は現在、初歩的な準備段階にある。パレスチナは適切な時期にイスラエル側と十分に準備をして、充実した内容の会談を行うつもりだ」との意向を示しました。
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