PLO・パレスチナ解放機構執行委員会のアッバス議長は6日、シャロン首相が和平交渉でのパートナーだと称しました。
同じ日、イスラエルのシャロム外相は、まもなく行なわれるパレスチナ自治政府の議長選挙に影響を与えないため、イスラエル軍はヨルダン川西岸都市から撤退し始めたと発表しています。
アッバス氏は、当日ある集会で、「自治政府の議長選挙が終わった後、ロードマップの枠組み内で、シャロン首相と会談を再開することを望んでいる。暴力手段に出てイスラエルの占領に抵抗することを支持しない」と語りましたが、アッバス氏のこの発言がイスラエル側に高く評価されまています。
同じくこの日、イスラエルのシャロム外相はイスラエルに訪れたアメリカのカーター元大統領と会見し、「現在、イスラエル軍はヨルダン川西岸都市から撤退し始め、これら軍隊は、今後72時間内にヨルダン川西岸とガザ地区以外の地区に駐屯する」と語りました。
パレスチナイスラム原理主義組織ハマスは、ガザ地区でビラを撒き、「ガザ地区にあるユダヤ人入植地をこれからも砲撃する」と明言しています(01/07)
|