6日、インドネシアの首都ジャカルタで行われたASEAN主催のスマトラ沖地震の被災支援を協議する緊急首脳会議では、中国、アメリカ、EUなどが被災国再建への援助金追加を表明しました。
中国の温家宝首相は、「中国政府は国連の呼びかけに応えて、これまでの援助を踏まえ、更に2000万ドルの追加を決め、各分野への救援と再建にこれを充てて行く。これと同時に、中国政府はスリランカに対するすべての期限切れ政府債務を免除することを決定した」としています。
アメリカのパウエル国務長官は、アメリカはインド洋津波被災国への救援と再建のため援助を引き続き提供していく姿勢を表明しました。
日本政府も2億5000万ドルの経済援助追加を決め、EUも3億5000万ドルの義援金を追加し、被災各国の再建と経済建設に充てて行くことにしています。
別の報道によりますと、イギリスのブレア首相は6日、イギリスは被災国への義援金を数億ドルに増やすと述べ、フィンランド政府も当日750万ユーロもの人道的援助追加を決めました。
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