イラク暫定政府のシャーラン国防相は3日、「もし、イラクのイスラムスンニ派が議会選挙参加に同意するならば、今月30日に実施が予定されていた選挙の延期は可能である」と述べました。
シャーラン国防相は、「イラク暫定政府は、アラブ諸国、特にエジプトと湾岸諸国がスンニ派の議会選挙参加を勧めるよう望む。スンニ派の選挙参加が選挙の延期を意味しようとも、暫定政府はスンニ派にチャンスを提供していく。スンニ派政治勢力による選挙のボイコットは、イラク全社会の半数前後の選挙への欠席を意味し、マディ、モスル、ティクリットなど都市の選挙民が選挙に投票しないことを意味する」とした上で、イラク再建に対する良好な願いを示すようスンニ派に求めました。
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