イラク各地では3日、爆弾襲撃事件が相次いで発生し、数十人が死傷しました。
イラク暫定政府のアラウィ首相が所属する政党イラク国民合意の本部付近で自動車爆発事件が発生し、7人が死亡し、23人が負傷しましほか、北部地区ではイラク国家警備隊を標的とする襲撃事件が2回起き、国家警備隊の兵士10人が死亡し、18人が負傷しました。
バグダッド市中心部にあるアメリカ軍検問所付近でも自動車爆発事件が発生し、3台の民用車が破壊され、イギリス人3人とアメリカ人1人が死亡しました。そしてバグダッド西部のガザリヤでは2回もの襲撃事件が発生し、イラク人3人が死亡し、4人が負傷しました。
バスラでは警官襲撃事件が発生し、イラクの警官3人が死亡したほか、バスラにあるアメリカ領事館とイギリス領事館も砲撃を受けました。
当日、イラク反米武装勢力の「イラクイスラム軍」はあるウェブで、「アメリカの国内と国外でアメリカ人を標的とする襲撃を起こす」との声明を発表しました。
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