中国外務省の劉建超スポークスマンは30日に北京での定例記者会見で、インド洋の地震と津波が発生した後中国政府の罹災国への援助情況を紹介し、「中国は当日に罹災地へ救援隊と医療隊を派遣した」と表明しました。
劉建超スポークスマンによりますと、中国国家地震局の組織した35人からなる国際救援隊は当日夜インドネシアの罹災地に着き、救援活動に参加しています。また、中国衛生省の組織した10人以上の医療関係者からなる医療隊は当日夜タイへ出発し、救助活動に協力します。また、犠牲者の身元を識別するため、中国科学院のDNA鑑定専門家5人が当日夜空路タイの罹災地へ赴きました。
劉建超スポークスマンは更に、「中国政府は26日に罹災国に2163万元の物資と現金援助を提供することを発表した後、29日夜大幅に援助を増加することを決定し、救援隊と医療隊を派遣して罹災地での救援活動に参加させる。現在、中国の一回目の援助物資は29日にスリランカに到着し、二回目の援助物資は30日午後広州空港から運ばれ、当日夜インドネシアのスマトラに到着する予定だ」と表明しました。(12/30)
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