中国外務省の劉建超スポークスマンは28日北京での記者会見で、「東南アジアの一部諸国で地震と津波が発生し大きな被害をもたらしたあと、中国政府は、被災地にいた香港、マカオと台湾の同胞を含む中国公民の安否に憂慮しており、すでに各地にある中国大使館などにその死傷情況を調査させ、被災者に必要な援助を提供するよう指示した」と述べました。
劉建超スポークスマンはその際、「これまで1人の台湾観光客が死亡し、7人の中国公民が負傷した。また中国政府は、インド、インドネシア、タイ、スリランカとモルディブの五ヶ国に総額2163万元相当の救援物資などを提供することを決めた」としています。
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