中国外務省の劉建超スポークスマンは23日の北京での定例記者会見で、「中国全国人民代表大会が『反国家分裂法』の法制定プログラムをスタートさせたことは『台湾独立』の分裂活動を抑え、国家の平和統一を実現するためだ」と語りました。
『反国家分裂法』の法制定プログラムのスタートは17日に行われた全人代常務委員会の委員長会議で決められたものです。劉建超スポークスマンは記者の質問に対し、「この法制定プログラムのスタートは台湾海峡とアジア太平洋地域の平和、安定、繁栄を維持することにプラスとなる。中国政府は引き続き『平和統一、一国二制度』の方針を踏まえ、最大の誠意を持って、平和統一の早期実現に向けて最大の努力を払っていく。しかし、中国は『台湾独立』を絶対に許すことはできない。如何なる勢力が如何なる口実や、如何なる方式でも台湾を中国から分割することは許さない」と重ねて表明しました。(12/23)
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