アメリカ・ホワイトハウスのマクレランスポークスマンは21日、イラクのモスル市にあるアメリカ軍基地が当日襲撃を受けたことについて談話を発表し、「この事件は来年1月30日のイラク総選挙に影響を与えることはありえない」と述べました。
マクレラン・スポークスマンは、「アメリカは、イラクの政治、安全、及び再建プロセスを引き続き推し進め、予定通り、イラク人の総選挙実施を援助していくことを決意した」との表明しました。
同じく21日、ブッシュ大統領は演説を行い、イラクの武装勢力によるアメリカ軍基地襲撃を厳しく非難すると共に、この襲撃による死亡者に深い哀悼の意を表しました。
これに先立って、一部の身元不明の武装グループはミサイルと迫撃砲を使って、イラク北部の都市モスルにあるアメリカ軍基地を襲撃したため、少なくとも、アメリカ軍兵士19人を含む22人が死亡し、50人が負傷しています。
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