中国外務省の劉建超スポークスマンは今日北京での定例記者会見で「中国はアメリカがいかなる口実と方式で台湾との軍事関係を発展させることにも反対する」との立場を表明しました。
報道によりますと、アメリカが来年から現役の軍人を台湾に派遣しており、これによって1979年以来、非軍事要員を派遣して台湾で民間実務に従事する局面を打破するようになりました。また、アメリカ国防総省もこれを確認しました。
これについて、劉建超スポークスマンは「アメリカがいかなる口実と方式であろと台湾当局との軍事関係を発展させることは中米間の三つの共同コミュニケに違反したもので、また、台湾の分裂活動に加担することでもある。これは台湾地区の平和と安定及び中米関係を損なう行動である。このため、中国側は双方の共通の利益を損なわないため、アメリカが台湾問題で確約したことを履行し、台湾への兵器売却を直ちに停止し、台湾との軍事的連携を止めるよう要求する」と述べています。
劉建超スポークスマンはまた、中国の李肇星外相の招きに応じて、スリランカのカディルガマール外相が今月の27日から31にかけて中国を公式訪問することを明らかにしました。
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