「マカオの希望は皆さんにある」、これは、胡錦濤国家主席が19日に、マカオ労工子弟学校を視察した際述べたものです。
19日午後、マカオ労工子弟学校を訪れた胡錦濤国家主席らの一行は、待ちに待った教師と生徒らの熱情を込めた歓声と熱烈な拍手で迎えられました。
マカオ労工子弟学校はマカオ労働者連合会総会により1950年に創立されたものですが、現在3800人を超える在校生の中、90%以上は労働者階級の家庭に生まれたものです。マカオの祖国返還後のこの5年間、マカオの労働者階級の家庭に生まれたこれら生徒らはこれまでにない発展のチャンスに恵まれました。この学校の数多い卒業生はすでにマカオの重要なポストにつきました。
19日午後4時頃、マカオ特別行政区政府の何厚か(金べんに華)長官に伴われて、胡錦濤国家主席らの一行が学校を訪れました。胡錦濤主席は、学校玄関前で教師や生徒らと親しく握手し挨拶しました。
胡錦濤国家主席は、学校がマカオ祖国返還後5年間に行われた各種祝賀イベントに関する写真展をご覧になった後、コンピューター教室を見学しました。胡錦濤主席は生徒らに「現在、マカオの発展は皆さんの父兄の肩にかかっているが、これからマカオの発展は皆さんの肩にかかる。マカオの未来、マカオの希望は皆さんにある。皆さんは、将来マカオを更に美しいものにするため、よく勉強しなくはならない」と意味深く語りました。
学校の教師らと会った時に、胡錦濤主席は「国家の振興、民族の振興は人が鍵となる。基礎が教育にある。教育をよく行い、教学により人を養成するには教師が鍵となる。未来は若者の肩にかかっている。教師の皆さんは若い人を教育するため知恵と心血を注いでいる。皆さんに感謝する」と情熱を込めて述べました。
胡錦濤国家主席はまた学校の大講堂で行われた図書贈呈式に出席しました。これらの図書には「当代青少年科学普及文庫」のような分かりやすい読み物や中国と外国の歴史、文化と哲学などが含まれてあります。学校を離れる前に、胡錦濤主席は生徒らと記念写真を撮影しました。
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