マカオ（澳門）は、中国東南部の沿海、珠江デルタの西岸に位置している。人口約45万人、総面積は25・8平方キロ。1557年ポルトガル領植民地になったが、1987年に返還が決定され、99年12月20日に中国に返還された。

　マカオは香港と同じく「特別行政区」となり、2049年までの50年間１国２制度のもとで資本主義制度を維持することになる。初代行政長官には実業家の何厚カ（「金」偏に華。）が就任した。

　2003年10月18日、香港に続いて中国大陸との間でＣＥＰＡを締結。香港と同じく2004年１月１日から発効する。マカオから大陸への輸出について、関税の大半（273品目）が撤廃され、18のサービス分野で進出時の規制が緩和されることになり、大陸との経済一体化が進むことになる。

マカオのシンボル：金蓮花

マカオの歌：『七子之歌・マカオ』