中国外務省の劉建超スポークスマンは16日北京での記者会見で、「日本政府は、"慰安婦"問題を含む歴史問題に真剣に対処するべきだ」と指摘しました。
報道によりますと、東京高等裁判所は15日、日本政府には責任がないとして、もと日本軍の従軍慰安婦にされた4人の中国人女性の訴訟を棄却しましたが、この件について劉建超スポークスマンは、「中国側は関連の報道に注目している。"慰安婦"の強制従軍は日本帝国主義が第二次世界停戦中、中国を含むアジアの被害国の人民に対して侵した重大な犯罪行為である。中国側は、これまで日本側が歴史に責任を取る態度で、この"慰安婦"問題を含む歴史が残した問題に真剣に対処し、的確に処理するよう要求してきた」と述べました。
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