中国外務省の劉建超スポークスマンは16日北京での記者会見で、「中国は如何なる形式による核拡散行為にも反対しており、中国自身もこれまで核を拡散したことはなく、アメリカの一部の者による中国への非難は無責任なことである」と強調しました。
報道によりますと、アメリカの一部の者は最近、イランの核問題で中国は非協力的な態度を取っていると非難しましたが、劉建超スポークスマンはこの件について、「大量破壊兵器の拡散を防止し、核拡散を防止する中国の態度は確固としたものである。中国がこの立場をとるのは、世界の平和と安定を維持するためであり、中国自身の利益を守るためでもある。アメリカの一部の者が根拠もなしに中国を非難するのは無責任であり、下心をもつものだ。中国側はこれに強い不満を覚え、これを強く反対する」と述べました。
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