アラブ首長国連邦の首都アブダビを訪問中の湾岸協力会議のアティーヤ事務局長は12日、イラク駐留の占領軍はできるだけ早くイラクの治安と安定を復旧することに責任を負うべきであると強調しました。
これについて、アティーア事務局長は、「イラク暫定政府と国民が民族結束に力を入れることを,湾岸協力会議のメンバー国は希望している。というのは、イラク情勢が安定しているかどうかは、湾岸地域の安全に直接影響を与えるからである」と述べた後、国連がイラクで有効な役割を果たし、責任を持つべきだと呼びかけました。
当日、アメリカ軍兵士がイラクで襲撃によって2人死亡したと、イラク駐留アメリカ軍が確認しました。イラク警察側も11日、バグダッド付近で頭のないの遺体が見つかったことを発表しました。
12日のアラブテレビの報道によりますと、米軍に拘束されているフセインイラク前大統領と旧フセイン政権の高官11人が絶食を行い、待遇改善に抗議しているとのことです。
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