ガザ地区南部のエジプトとの境にあるイスラエル軍検問所が12日、パレスチナ武装グループによる爆弾攻撃により、少なくとも7人のイスラエル軍兵士が死亡しました。これに対しイスラエル軍のヘリコプターを出動させ。地元のパレスチナ住民地区に報復的な攻撃を行ないました。
報道によりますと、2人からなるパレスチナ武装グループはラファ検問所付近の地下道に仕掛けてあった爆薬に点火したもので、この爆発により7人のイスラエル軍兵士が死亡し、1人が行方不明になり、8人が負傷しました。その後、このグループは検問所に潜入したあと、イスラエル軍と銃撃戦を交え、1人が死亡し、もう一人は逃亡しています。
爆弾攻撃発生後、パレスチナイスラム原理主義組織ハマス傘下のアルクァサム旅団とPLO・パレスチナ解放組織の主流派ファハタが犯行声明を出しました。
当日の夜、イスラエル軍のヘリコプターはラファの住民区を襲撃した結果、住民1人が死亡しています。
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