アメリカ国務省のエレリ副スポークスマンは10日の記者会見で、朝鮮半島の核問題をめぐる六カ国協議を一日も早く再開するよう改めて呼びかけました。
エレリ副スポークスマンはその際、「アメリカはかつて朝鮮側に米朝間の各種問題を解決する提案を出した。しかし、当面一番の急務は朝鮮の核問題を解決することだ。もし朝鮮側はアメリカの提案に何か意見や返事があれば、六カ国協議で討議すべきだ」と語りました。
中国側の主宰の下で、朝鮮、アメリカ、中国、韓国、日本、ロシアの六カ国は朝鮮半島の核問題をめぐって3回協議しました。4回目の協議は今年の9月に北京で行われる予定だったが、朝鮮がアメリカが朝鮮敵視政策を実行したり、韓国の核問題で二重基準を取ったりすることを非難したため、この協議は予定通りに開催されなかったのです。(12/11)
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