イラクのイスラム教シーア派の主な勢力は9日、シーア派選挙参加連盟を正式成立を発表し、来年1月末の議会選挙活動には228名の候補者を参加させると表明しました。
アラブのテレビ局によりますと、シーア派指導者シスタニ氏の支持の下に、シーア派の25の主な派別が、当日選挙参加連盟を発足させ、228名の候補者の来年1月末の選挙活動参加を決めたものですが、かつてバクダッドとナジャフにおける反米武装闘争を指導したシーア派反米武装勢力の指導者アル・サード氏もシスタニ氏の選挙参加連盟に対する支持を表明しました。しかし、アル・サード派は政治派別としての登録を行なっていないため、アル・サード氏は候補者名簿には入っていません。
イラク選挙最高委員会はこれに先立って、12月10日を各党派の候補者名簿推薦の最終期限日だと発表しましたが、サラーディンなど三つの州は安全などの原因から、最終期限日を12月15にまで延期するとしていたものです。
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