中国外務省の章啓月スポークスマンは2日北京での定例記者会見で、「EU ・欧州連合の対中兵器輸出禁止令が中国やEU の関係発展に合わないものであることから、EU はこの禁止令を早期解除することを考えるべきである」と表明しました。
章啓月スポークスマンはその際、「中国側は、この問題を徹底的に解決する時期がすでに来たと考えている。中国側は、EU 諸国が双方の関係大局から出発して、一日も早く正しい決定を下すよう期待する。近年来、中国は人権の問題でかなり大きな成果を上げており、中国とEUもこの問題について何回も対話を行った。双方は人権問題で一部の異なる見方を持っているが、これも極自然なものである。双方は、平等な対話や相互尊重を踏まえてこの問題を討議することができる。中国側は、対中兵器輸出禁止令問題を中国の人権問題と結びつけることに断固反対する」と強調しました。
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