中国外務省の章啓月スポークスマンは2日北京での定例記者会見で、「国連安保理の改革と拡大の問題に関しては、メンバー国は、民主的協議や十分な検討によって見解の一致を求めるべきだ」と表明しました。
章啓月スポークスマンはまた、「各国の根本的な利益に関わるこの問題では、今のところ、意見の食い違いがまだ多く残っている。中国側は、国際社会が直面しているチャレンジに対応できるため、国連の役割を更に強化し、当面の国際問題や関連問題で国連の権威性を生かすことを一貫して支持している。中国側は、アナン事務総長に指定された名人グループが国連の改革におけるいろいろな問題について提案することを歓迎し、各側がこれに基づいて意見交換を十分に行うよう期待している」と述べました。
(12/02)
|