中国外務省の章啓月スポークスマンは30日北京での定例記者会見で、「中国側は、引き続き関係各方面との接触を保ち、次回の朝鮮核問題に関する6カ国協議或いは作業部会会議の早期開催を希望している」と強調しました。
これは、章啓月スポークスマンが中国外務省朝鮮半島実務担当の寧賦魁大使の朝鮮訪問を説明した時に述べもので、その際、章啓月スポークスマンは、「朝鮮側は、朝鮮半島の非核化の目標や6カ国協議継続の立場を堅持することを重ねて明らかにすると共に、『協議の再開は非常に重要で、必要なものだ』と示し、次回の6カ国協議が実質的な成果を収められることを信じている。しかし、何時次回の6カ国協議を開催するかについては、朝鮮側は、アメリカ新政権の対朝鮮政策の出方を見極めてから決定すると表明した」と述べました。
章啓月スポークスマンはまた、「中国は、国際原子力機関が29日イランの核問題について採択した決議を支持し、この決議が国際原子力機関の枠組み内におけるイランの核問題の早期解決に役立つものと信じている」と表明しました。
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