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(GMT+08:00) 2004-11-26 13:44:46    
関係方面の間では、イランの核問題に対する意見の食い違いが依然として存在

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 IAEA国際原子力機関の理事会が25日から会議を開いています。会議の重要な内容の一つは、イランの核問題を討議することです、イランの核問題を巡って関係方面の間では、意見の食い違いが依然として存在しています。

 IAEAのエルバラダイ事務局長は25日理事会会議を開く前に記者会見を行い、「イランが報告していない核材料と核活動を査察する面では、多くのことをやる必要がある。これは長期の過程である」と述べました。

 報道によりますと、イランは24日、イランが引き続き一部の遠心分離機を運行して研究活動を行うことをIAEAが許すことを期待すると共に、これらの遠心分離機がIAEAの監督とコントロールを受けるほか、核材料を使用していないと述べました。しかし、EU・欧州連合は「イランの要求はこれまでイランとフランス、ドイツ、イギリスの三国と達した合意に違反したものだ」との見解を示しました。

 困難な交渉を経てイランはフランス、ドイツ、イギリス三ヵ国と合意に達しすると共に、22日期限どおりにウラン濃縮との一切の関連活動を中止しました。同じく22日、フランス、ドイツ、フランスの三ヵ国はIAEAにイランの核問題の決議案を提出しました。イランのハタミ大統領は25日、「この決議案はイランのウラン濃縮活動を全面的に中止させようとするものである」と述べました。