1日の日程で開かれたイラク問題に関する国際会議が23日エジプトのシナイ島のシャルムエルシエイクで閉幕しました。
会議後に発表された「シャルムエルシエイク宣言」はイラクの主権と領土保全の維持を強調しているが、アメリカ軍がイラクから撤退するタイムテーブルを明確にしていません。宣言はまた、国連がイラク議会選挙の問題で主導的役割を発揮するよう呼びかけるほか、イラクの各派勢力が議会選挙に参加するよう希望しています。
イラク暫定政府のゼバリ外相は当日「会議は成功を収め、イラクに対する国際社会の支持を体現した。」と述べました。
国連のアナン事務総長は会議で演説し、イラク問題における国連の役割を強調し、イラクの再建を援助すると確約しました。
中国政府の特使である王亜光国連大使は会議で「イラクの前途はイラク人民によって自ら決めるべきだ、中国はイラクの議会選挙のため、100万ドルの援助資金を提供する」としました。
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