エジプトのある高官は22日、メディアに対し、「中東問題に関連するアメリカ、ロシア、国連、EU・欧州連合の四ヶ国は23日にシャルム・エルシェイクでイラク問題に関する国際会議の間に会談を行い、中東和平プロセスを推し進める有効な方法について討議する」と明らかにしました。
伝えられるところによりますと、国連のアナン事務総長、EUの外交と安全保障問題担当のソラナ上級代表、アメリカのパウエル国務長官およびロシアのラフロフ外相はこの会議に参加する予定です。
パレスチナ自治政府のアラファト前議長が今月11日死去した後、国際社会はパレスチナとイスラエル双方が和平プロセスを再開するよう希望しています。パウエル国務長官は22日、イスラエルを訪問した際、「アメリカは中東和平の「ロードマップ」計画の実施を引き続き推し進めていく」と改めて強調しました。
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