エジプトのゲイト外相は22日エジプトの保養地シャルムエルシェイクで、主要8ヶ国とイラクの周辺国の外相が参加したイラク支援国外相会議が積極的な成果を上げたと表明しました。
ゲイト外相はその中で、「各国の外相は、イラクの当面の情勢と来年の初めに行なわれる国民議会選挙をめぐって話し合い、イラク情勢に関する国連代表の最新的報告を聞いた。外相たちはまた、23日に開かれるイラク問題に関する国際会議に提出する予定だった『シャルムエルシェイク宣言』を討議し、宣言の内容で見解の一致に達した」と述べました。
イラク暫定政府のジバリ外相は会議で、「イラク国内の情勢が動乱していることを鑑み、現在連合軍のイラク撤退のスケジュールを討論することは、時宜に適したものではない」との考えを示しました。
この国際会議に出席する中国政府の特使でもある中国の王光亜国連代表は同日、エジプトのゲイト外相やロシアのラフロフ外相、サウジアラビアのサウード外相とそれぞれ会談しました。
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