アメリカのパウエル国務長官は21日、イスラエルを訪問しました。
訪問期間中、パウエル国務長官は、イスラエルのシャロン首相、シャロム外相と会談を行い、またヨルダン川西岸都市ジェリコに向かい、パレスチナ側の指導者と会見しています。
パウエル国務長官は、これに先立って記者団に、「パレスチナとイスラエル双方は、いま歴史的チャンスを迎えている。私はイスラエル訪問中、パレスチナとイスラエル双方がすべての可能な措置を講じて、来年1月のパレスチナ自治政府の議長選挙の順調な実施を確保するよう期待しており、アメリカもこのためにパレスチナ側に援助を提供する」と語りました。
パウエル国身長官の今回のイスラエル訪問はこの一年来始めてのもので、その目的は、パレスチナ・イスラエル地区での斡旋活動を改めて回復したものだと見られています。
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