BBCテレビの報道によりますと、フランスのシラク大統領は記者のインタビューに応じ、フセイン政権が倒されたことによって、世界はより危険になった。アメリカが主導するイラク戦争は世界範囲でのテロ活動の増加をもたらしたとの考えを表明しました。
シラク大統領はまた、「今後、イラクで行動を行う時、国連を通す必要がある」と強調しました。
シラク大統領はこのほど、イギリスの新聞「タイムズ」などのインタビューに応じた際、イギリスはイラク戦争でアメリカを支持したが、何も得るものはなかった、現在のアメリカを前にし、イギリスは欧米の間で協調者としての役割を果たすことは容易ではないとの考えを表明しました。
イギリス・フランス友好条約調印100周年の祝賀イベントの一部とし、シラク大統領は18日にロンドン入りし、2日間にわたるイギリス訪問を行うことになっています。
|