国連のアナン事務総長は17日に声明を発表し、イラクで拉致されたイギリス人の人質、アグレート・ハッサン女史の被害を強く非難しました。
アナン事務総長は声明の中で、ハッサン女史の被害に驚きと憤りを表わし、家族に深い哀悼の意を表しました。ハッサン女史は25年間もイラクで働き、その一生をイラク人民の人道主義事業に捧げました。彼女の努力で、彼女所属の国際人道主義援助機関『ケア・インターナショナル(Care International)』はイラク人民の苦痛を和らげることに効果的な役割を果たし、国連と良好な協力関係を作りました。
今年59歳のハッサン女史は『ケア・インターナショナル』バグダッド事務所の責任者で、先月19日にバグダッド西部で武装勢力に拉致されました。(11/18)
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