パレスチナ自治政府のクレイ首相が官邸で17日に発表した声明によりますと、「パレスチナ当局は死去したアラファト議長の死因を調査するため、専門委員会を設立する」とのことです。
パレスチナのティビ衛生相をはじめとするこの専門委員会は、アラファト議長の病状に関する更に多くの情報を集めるため、アラファト議長を治療したパレスチナや外国の医者から証拠を集め、アラファト議長を治療したフランスパリのペルシ軍病院へ赴き、調査を行う予定です。
パレスチナ自治政府のアラファト議長は今月11日にパリのペルシ軍病院で死去しました。その死因は未だに発表されていません。ペルシ軍病院側は、フランスでは治療書類などの公開は親族の同意を得なければならないことを理由に、アラファト議長の医療書類の発表を拒否しました。フランス政府もアラファト議長が中毒死という噂を何度も否定しています。(11/18)
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