イラクスンニ派の長老会は9日、アメリカ軍が行なっているファルージャ攻撃に抗議するため、来年1月に予定されているイラクの総選挙をボイコットするよう呼びかけました。
長老会の責任者は「アメリカ軍はファルージャなどの都市を攻撃することで、イラクを完全に占領下に置き、自分と協力する政府を設けようとするものである。イラクが来年1月に予定している総選挙は多くのイラク人民の利益を代表することができず、アメリカやそれを支援するイラク暫定政府の利益を代表するものだ」と強調しました。
イラクスンニ派のイスラム党は9日、アメリカ軍とイラク軍がファルージャに大規模な軍事攻撃を仕掛けたことに抗議するため、この党はすでにイラク暫定政府から脱退することを決めたと宣言しました。
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