イラク駐留アメリカ軍とイラク軍は9日ファルージャの東西から町の中心地に進み、反米武装勢力の激しい抵抗に遭い、双方は膠着状態に入りました。
アメリカ軍とイラク軍は9日早朝からファルージャの西北部と東北部から市内に入った後、午前町の中心部に進み、ファルージャ市北部の3分の1を制圧しています。目撃者によりますと、反米勢力の猛烈な反撃に遭ったため、アメリカ軍はすでに町の中心地から撤退し始めています。
この日、イラク暫定政府のアラウィ首相は、ファルージャ市内の反米武装勢力が武器を捨てて、イラク軍が平和的に市内に入ることを許し、もっと激しい戦闘を避けるよう呼びかけました。
アメリカ軍とイラク軍がファルージャで大規模な軍事行動を行うに伴い、イラクのいくつかの武装勢力は「すべての手段を使って米軍とイラク暫定政府にもっと強烈な報復を行う」と発表しました。
なお、イラク駐留アメリカ軍のスポークスマンは9日、アメリカ軍とイラク軍は8日ファルージャの反米武装勢力に攻撃をかけてからこの2日間、10数人のアメリカ軍とイラク軍兵士が死亡したと発表しました。(11/10)
|