韓国の潘基文(バン・キムン)外交通商相は3日ソウルで「韓国は、IAEA・国際原子力機関が韓国の核関連実験問題について、できるだけ早く公正な結論を出すようと希望する」と表明しました。
これは当日の記者会見で述べたものですが、バン・キムン外交通商相はその際「韓国政府は、核関連実験問題では非はない。韓国側は、IAEAの査察に積極的に協力している。この事件がもたらした疑いをなくすため、IAEAが公正な結論をいち早く出すようと希望する」と述べました。
これに先立ち、IAEAの査察団は韓国のテジョン(大田)市にある韓国核エネルギー研究所に到着し、この研究所の8月末以来の核関連実験に対する3回目の査察を正式に開始しましたが、査察団はこのほか、この研究所のソウルにあった元地点にも調査に赴きますが、今回の全般の査察活動は6日に終了する予定です。
伝えられるところによりますと、IAEAは11月25日開催の理事会会議で。韓国の核関連実験問題について正式な結論を出し、またこの問題を安保理に提出するかどうかを決めるとのことです。
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