10月31日、イラク暫定政府とファルージャ地区の代表が、ファルージャ地区で停戦の実現に関する協議を、引き続き行いましたが、双方の食い違いは大きく、協議は実質的な進展が得られていません。
イラク暫定政府のアラウィ首相は、当日の記者会見で「政府とファルージャ地区代表とのファルージャ危機の平和解決に向かう努力はすでに最後の段階に入っており、政府は忍耐力もなくなってきている。平和的に危機を解決できなければ、武力に訴える必要も出てくるだろう」と警告しました。
同日、イラクの駐留アメリカ軍は、イラク西部のファルージャやラマディなどで再び軍事行動を展開し、反米武装勢力と戦い、10人が死亡し、20人が負傷しており、死傷者は更に増える可能性があるとのことです。
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