EU・欧州連合のソラナ外交・安全保障担当上級代表とEUのいまの議長であるオランダのボト外相は27日それぞれ声明を発表し、イスラエル議会が、シャロン首相の提案した一方的行動計画を可決したことに歓迎の意を示しました。
ソラナ上級大代表は、その声明で、「この提案可決はパレスチナとイスラエル間の平和実現に向けた歴史的行為で、国際社会の支持する中東和平『ロードマップ』を実施する上で、、イスラエルが重要かつ有意義な一歩を歩み出したことを示している」と強調しています。
ボト外相は声明で、イスラエル議会の決議はパレスチナ・イスラエル紛争解決に向けた重要な一歩であるとした上で、「パレスチナとイスラエル間の交渉によって主権を持ち独立したパレスチナ国が樹立されることをEUは支持しており、パレスチナ側は、国境線範囲内でイスラエル側と平和に暮らすことを各方面で認めなくてはならない」と改めて強調しました。
|