中国外務省の章啓月スポークスマンは21日北京での記者会見で、「引き続き六ヶ国協議を通じて朝鮮半島の核問題を解決するよう朝鮮は希望している」と発表しました。
これは朝鮮のキム・ヨンナム(金永南)氏の中国訪問についての記者からの質問に答えて語ったもので、章啓月スポークスマンは、その際、「朝鮮最高人民会議のキム・ヨンナム常任委員長の中国訪問は、非常に重要なハイクラスの訪問で、両国の国交樹立55周年を記念する重要な活動でもあった。中国と朝鮮両国の指導者は、両国関係、及び朝鮮半島の核問題を如何に解決するかなど共に関心を寄せる問題について幅広く踏み込んだ意見交換を行った。両国の指導者は会談で、六ヶ国協議のいち早い開催を促すため努力すると表明しあった。また朝鮮側は、朝鮮半島の核問題は対話を通じて解決すべきだという朝鮮の立場はいくらも変わってはいないと明確に表明した」と述べました。
|